イタリア北部の都市[2] Cities in nothern Itary[2]


ミラノのドウモは大きい。
広い広場の端に行って、ようやく全景が入るほどだ。

端に来ると人が少ない。この様な所は「かっぱらい」に目をつけられやすいで注意を配りながら撮影していた。

すると二十歳前後の薄汚れたテイシャツを着た男が近ずいてきた。
片言の日本語で
「日本?」と聞いて来た。

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サボーナ  サボーナビーチ フェッラーラ  フェッラーラ城 フィレンツエ ヴェッキオ橋

片言の日本語を話す奴が大体怪しいのは経験で分かっていたが、身形があまり良くないので、違うかも知れないと思いながら
「そうだと」 と云うと、彼はズボンのポケットからクチャクチャの紙を取りだした。
読んでくれと差し出したのは日本語の手紙だった。
「日本語がわかる?」と聞くと   
「分からない」と答えた。
「それじゃ、英語は?」と云うと  
「少し」と返事を返したので、英訳をしてやった。
差出人は関西方面の女性で、書き出しは 「お世話になりありがとう」
に、始まって当たり障りのない内容であったが、終わりの文に日本人なら単なる結びの挨拶と分かるが
「またお会いしたいと思います。日本に是非おいで下さい。其の時は大歓迎します。」
と書かれていた所は、外国人は本気で捉えるので、訳さなかったが、手紙でも
言葉にも、電子メールにも注意しなければならない。

彼に読んでやった後、何か思いだしている様な表情をしていたが、間もなくポケットから、飴を2,3個取り出し礼にくれた。
包んだ紙が溶けた飴に食い込んでいる物だったが、善良そうな感じもしたので
最後の部分も、伝えて遣れば良かったかなと云う気がした。

撮影地  サヴォ―ナ Savona,フェラーラ Ferrara、フィレンツエ Firenze、
      モンフェラート Monferrato、トリノ Torino、 ジェノバ Genova,
      ミラノ Milano.

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フィレンツエ  町中よりドウモと
ジョット鐘楼
フィレンツエ シニョーリア広場とドウモ   フィレンツエ  市内裏町

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フィレンツエ  シニョーリア広場 フィレンツエ  シニョーリア広場 フィレンツエ 市内民家の家並み




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フィレンツエ  ドウモと家並み モンフェラート ブドウ畑と農家 モンフェラート ブドウ畑と農家

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モンフェラート  丘陵と農村 トリノ  サボイア王家の王宮 ジェノバ 花咲く丘とジェノバの町




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ジェノバ 花咲く丘とジェノバの町  ミラノ  ドウモ  ミラノ  ドウモ

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ミラノ  ドウモ  ミラノ  スフォルツア城  ミラノ  エマニエルU世通り



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ミラノ スカラ座