フランス France


歴史や見どころのガイドなど多数の書籍やインターネットなどで解説されているので、ここでは私はその土地で直に感じた事、経験したことを、其のまま書く様にしている。

ヨーロッパでこれほど恵まれた地理的条件が良い国は無いだろう。
温暖な気候に恵まれ、南東にアルプス山脈、南にピレーネ山脈があり,他はほぼ平地で、国土を等分するように、ライン、セーヌ、ロワール、ガロンヌ、ローヌの各河が流れて、加えて運河も多数あり、古くから船による交通の便もさぞかし賑やかだったと思う。

パリのオペラ座、ルーブル美術館、郊外のヴェルサイユ宮殿等々実に豪華で贅沢な造りに驚かされる。
よほどその頃は財政が豊かだったのだろう。
私は18世紀後半から19世紀にかけての、文学や絵画に心が引かれ、それらが舞台となった地に是非行ってみたくなる。

  

食事は確かに他の国に比べて美味い。
場所はどこか忘れたが、コートダジュールへ南下して行く途中、山中で夜になったので小さなホテルに部屋を取った。
山の中でもあるし、どうかなと思いつつも貝類の料理を取ったがどれもこれも、大変に美味かった。
今度来た時もここに泊って、料理を食べたいと思ったが正確な場所が分からず、果たせないでいる。

先ごろアメリカで、「一番悪い空港は?」と云う質問で、リサーチ社が調査した所によると、「パリのドゴール空港」
となった。
理由は、「横柄であること」「乱雑であること」が原因であった。
私見では、ドゴール空港に限らず、フランスはどこに行っても、その通りだと感じていた。

またイギリスの旅行検索サイトのスカイキャスナ―が調査したところによると、世界で一番「がさつ」な国民はフランス人と結果が出た。

個人でフランス各地を長期回っていると、必ず体験する事である。
不快にされた例を挙げれば限がない。

何もしなくても、過去の遺産で観光客が集まり、財政が潤う事になれば、どうしてもその様になるのかも知れない。

隣は地続きのドイツだが、人間性が全くの正反対である。これほど顕著に気質に差があるのはどうしてだろう。