セメリング  Semmring    世界遺産 World Heritage


セメリング村へ入ったのは,夕方だった。
霧がどんどん深くなり、標識が見えない。
自分が何処に居るのかさえ分からない上、道が狭く崖を走っている様であるし、目を凝らしても明かりが見えない。
妻の慎重な運転で、何とかホテルを見つけ、そこに宿泊することにした。

古い木造の造りで、つい最近まではガストホ―フと云っていたが、ホテルと書き直した宿だ。

1階のレストランには、地元の人たちが大勢でビールやワイン手に賑やかだった。
こちらも、ビールの後はワインで、ウィンネルシュニッツウェル(牛かつ)とサラダを食べて、疲れた神経をいやした。

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翌朝3階の窓から下を見ると、霧がなく小さな広場になっていて、郵便局や銀行などもあり村の中心だった。
出発したものの、どこがポイントか分からず小さな駅を探して、置いてあったパンフレットを手に車を動かした。
また霧が立ち込めてきた。

山道や、山村など霞む中、突然それは見えてきた
深い山間の谷間高く城壁の様な石積みの軌道を走る列車は、世界遺産にふさわしく一見の価値がある。

しかし、随分と長い時間霧の晴れるのを待って居たが、誰にもにも合わなかった。

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