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リューデスハイムLu"desheim、ラントシュートLandshut、リューネブルグLu"neburg,リューベックLu"beck(世界遺産)
町の行き方や細かいところはガイドブックに譲って、「モーゼル川流域」の続きを書きたい。
以前はGasthof ガストホ―フの看板の名前がほとんどだったが、ホテルと書き換えた宿が多くなって、室内に今まで無かったシャワーが付けられた。
しかし田舎の宿にはシャワーは無く、よこ80cm幅50cm深さ30cm位の洗面タンクが壁に取り付けてあるだけだ。
タンクに湯を張りタオルに石鹸を付けて体を拭う方式である。
西洋人はあまり風呂に入らず、このやり方が一般的のようだ。
「モーゼル流域」ページの続き文
部屋はスチーム暖房が入っていて暖かいのだが、この宿はシーズンオフでスチームを切っていた。
石油ストーブではまだ寒いが体を拭きたいので裸になって始めた。
足を拭おうとした瞬間激痛が走った。
尻がストーブの網に触れたのだ。今まで石油ストーブで室内を暖める宿は無かったので、うっかりした。
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リューデスハイム ブドウ畑とライン川と町 |
リューデスハイム ブドウ畑とライン川 |
リューデスハイム ブドウ畑とライン川 |
その痛さは我慢できず、宿の主人に氷を求めたがたが、この時期用意して無いとのことやむを得ずでタンクに水をため火傷の尻を冷やした。
約1時間水につかり多少痛みが和らいだ様な気がしたものの、ベッドでは腹ばいになり朝まで痛みに耐えていた。
翌朝宿で聞いた医院に駆け付けた。 そこはちょうど宿を左に曲がり田舎道を車で7,8分走ったところに、A4位の小さな板にDOCTOLと書いてドアに貼り付けられてある。
早速受付に向かうと他に人も居なく、若い綺麗な看護師さんが
「どうしましたか?」とドイツ語で尋ねたが、病状の説明はドイツ語で説明できないので仕方なく、パンツを下ろして火傷を見せた。
彼女は笑いをこらえて、
「ここは歯医者です。隣が医院です。」と言われて、よく見ると確かに歯医者だった。こちらは痛くてそれどころでない。
痛みをこらえて50mほど離れた家の小さな表札に「DOCTOL]とあったので入った。
他に患者が居なく、すぐに呼ばれて診察室に入った。
普通の書斎の様な部屋の椅子に7、80才ほどの女医がにこにこして座っていた。
「どうしましたか?」と言われたので、パンツを下ろした。
女医はすぐ理解して処方箋を書き始めたが、外人がこの辺で薬局を探すのも大変と思ってか、親切にも使いかけの抗生物質のチューブをくれた。
車に戻って妻に塗ってもらったが、車のシートに尻は激痛で着けられず浮かしたまま乗っていなければならなかった。
医院の支払いは2千円程度だった。
その後尻に10cm四方のやけど跡が焦げ茶色に残り、生涯このままかと思ったが3年後に消えた。
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リューデスハイム ブドウ畑とライン川 |
リューデスハイム ブドウ畑とライン川 |
ラントシュート 市内 |
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ラントシュート トルスニッツ城 |
リューネブルグ 街並 |
リューネブルグ 街並み |
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リューベック ホルステン門と塩倉庫 |
リューベック ホルステン門と塩倉庫 |
リューベック ホルステン門と塩倉庫 |
niimama
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リューベック ホルステン門と塩倉庫 |
リューベック ホルステン門と塩倉庫 |
リューベック ホルステン門と塩倉庫 |
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リューベック シュタットトラベー川とホルステン門 |
リューベック シュタットトラベー川とホルステン門 |
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