トロイ 世界遺産 Troy World Heritage



ホメロスの叙事詩「イリアス」で、単に伝説にすぎないと信じられていたトロイを、実在する古代都市と信じて私財を投入して発掘を続けたドイツ人シューリマンが、
1873年ついに発見した。
その熱意に感動すら覚える。

遺跡の場所は海より数キロ離れた高い山の上にあるが、古代では海岸線が岩山の
すぐ下まで来ていたと云われる。
強力なギリシャ軍が何度も攻めて来ても,攻落しなかったトロイが、ギリシャの木馬を城内に入れたことで、陥落してしまった。
巨大な木馬にギリシャ兵が潜んでいて、夜襲をかけられたのである。

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古代トロイの瓶  石垣の道路

映画でも見たし、本でも読んだので非常に興味があった。
気持ちも高ぶって訪れたが、当たり前のことながらトロイの木馬は、映画のセットの様でベニヤ板がのぞいていたりして、撮影する気にならなかった。
板がボロボロになり修理中なのだろう。

紀元前3000年頃から400年の間に9回も都市が建設されたせいか、ほかの古代都市のようにはっきりした遺跡が少なく、ややめちゃくちゃな感じがした。
多分発掘によることもあるのではないだろうか?
シューリマンが発掘した財宝は、全て行くへ不明と云う。

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古代トロイ遺跡 発掘中                トロイの石畳道路

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トロイの石畳道路
 生贄の儀式が行はれた所、祭壇と井戸がある  生贄の儀式が行はれた所、祭壇と井戸がある

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 オデオン 劇場                             古代トロイ遺跡
古代トロイ遺跡


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古代トロイ遺跡の石柱    古代トロイ遺跡石畳と石柱が立ち並ぶ通り