キャンベラ　ＣＡＮＢＥＲＡ、ゴスフォード　ＧＯＳＦＯＲＤ，中央部羊牧場　Sheep of the central Australia

書籍の出版で羊牧場の取材をした。
東京のオーストラリア大使館から紹介状をもらって、現地羊牧場を訪ねた。
ものすごく広大な牧場で、ゲートから車で１０分ほど走ると建物が見えた。その中のオフイス風の建物に入ると、２０畳ぐらいの部屋にパソコンが何台か置いてあり、グレイのスーツに赤いネクタイ姿の恰幅の良い５０代の牧場主がにこにこして挨拶をしてくれた。
銀座あたりの会社の社長と変わりがない。
当人はパソコンや電話で羊毛の商取引を、世界としているとのことで、羊に関する事は社員に任せているとのことだった。
早速撮影に入りたい旨を告げると、
「息子がやるから彼の家に行って下さい。すぐそこですから。」と窓の外を指さした。

キャンベラ

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バーレーグリフィン湖とキャンベラ市内

バーレーグリフィン湖畔の戦争記念館（手前）と国会

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バーレーグリフィン湖とキャンベラ市内

国会議事堂

レストラン肉料理

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グリフィン湖畔サイクリング

グリフィン湖畔

戦争記念館

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ナショナルマ―ク

カンガルーに餌をやる女性　*

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チェスをする少年　*

ブーメラン投げ　*

戦争記念館

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戦争記念館

戦争記念館　*

戦争記念館

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戦争記念館

息子は３０歳位の人で室内に招かれた。
金持ちの家らしく高級家具に囲まれた広い部屋だった。
綺麗な奥さんがコーヒーを出してくれた。　羊牧場の様子と羊毛刈などを撮影したいと話したら、彼は急に子どもを抱き上げたり、テレビのスイッチを入れたり様子が変だった。

如何もやりたくないらしかったが、奥さんに３０分ほど諭されてやっと腰をあげた。
「子供と一緒に私も行くから」と、奥さんに言われて、しぶしぶ彼は動いた。私は誰でも良かったのだが、父親は彼にやらせたかったのだろう。
彼がやりたくない気持ちが分かったのは、羊毛刈の時だ
電気バリカンで刈るのだが、羊の皮膚を切るは、メスの乳首を切り落とすはで、羊が可哀そうだった。
白い羊毛が血だらけで、撮影にならない。

観るに見かねて社員が、手際よく刈ってくれた。
羊の群れも巧みに移動させるのも、結局は社員の牧童だった。
（写真は後ほど追加します）

ゴスフォード